父母の会

部員の皆さん、２日間お疲れさまでした！
今回、全日本インカレ個人戦の出場権を獲得できた部員がいる一方、残念な結果に終わった部員もいますが、３艇通過という結果は、当部としては近年まれにみる好成績であったと思います。この結果を受け、素人なりに感想を述べさせていただきます。

神作新監督は、着任にあたり当部の現状を分析し、課題克服のために練習拠点を葉山・江ノ島に移すことを英断。フリートレースへの参加の機会を増やすことで他艇との駆け引きを学び、また、リコールを責めないことで、各艇は第一線から積極的なスタートができるようになりました。上位艇と競うことで、抜かれたときに、その理由について自分たちで考え、文字に落とすことで頭の中が整理でき、同じミスをすることが少なくなってきたと思います。
さらに、部員を平等に扱うことで、個々のモチベーションがアップし、失敗を恐れずチャレンジする姿勢がみられる場面が増えたように感じます。これまで他人任せだった部員が、自ら考え行動し自己完結できることが多くなったことが、チームの総合力向上につながったと考えます。

また、資金面において大学側が絶大なサポートをしてくださっている現状を部員に具体的に伝えたことで、部員たちは自主的に学生支援課に顔を出し感謝の気持ちを伝えるようになりました。嬉しいことに、本大会には学生支援課のお二人が江ノ島まで応援に来てくださり、そのことが結果に大きく影響したと考えています。ハーバーまで出向いたことは過去になかったようです。

大学・ＯＢ・父母の会をはじめとした明海大学ヨット部応援団の皆さまとの一体感を醸成し、大きな目標が達成できるよう今後も支援していく所存です。

2024年6月　

父母の会 会長　藤森　洋介